今回お話しするのは
ソロモン72柱の悪魔
オセ
に関するお話です。
オセとは?
オセとは悪魔学における悪魔の1人。
呼び名には
- オセ(ose)
- オズ(oze)
- オソ(oso)
- ウォソ(voso)
などが存在する。
「ゴエティア」において3か30の軍団を率いる序列57番目の地獄の大総統。
同じ大総統に属する悪魔では「カイム」などが存在します。
オセはどんな姿で現れるのか?
オセは召喚すると「豹の頭にマントを付けた戦士」の姿を創造すると思いますが、
- 豹の姿の悪魔(王冠を被った人間の姿)
- 豹に乗った威厳ある男性の姿
などの姿を取るとは言われています。
この豹の姿を取るのは同じソロモン72柱の悪魔の中では「ハウレス」や「シトリー」が有名です。
何故、豹なのか?
一説によれば、キリスト教において豹は「肉欲と罪」を表す動物であり、悪魔崇拝にもよく現れます。
なので、「豹自体に悪魔的なイメージがあるからこそ悪魔の姿としてえがかれることが多い」というわけです。
オセは何をしてくれるのか?
オセの一番厄介なのは、
- 人間の姿を自由自在に変えれる
- 精神も新しい姿に適応させる
- 男性から女性も、女性から男性にも可能
という恐ろしい能力を持っています。
ただ、新しい人生を始めたい場合にはもってこいなのかもしれません。
使い方によっては、王位継承の王子を女の子に変えたりすることによるさらなる争いなども引き起こせます。
原典にはないオセの弱点?
ただし、オセには1つ弱点があることが19世紀の「地獄の辞典」に記されています。
それが、「オセの被る冠に宿る支配は1日に1時間しか続かない」という弱点です。
この「支配」というのが何に対する支配なのかは分かっていない。
今までのことを考えると「精神や姿形を自由自在に変える効果」が1時間なのかもしれません。(説は色々あるとは思います。)
まとめ: オセはこんな悪魔
今回はソロモン72柱の悪魔の「オセ」について紹介させていただきました。
精神や姿、性別も自由に変えてくれるなら、是非ともアニメのような美男美女にしてほしいです・・・・。
というわけで今回のまとめ
- オセはソロモン72柱の悪魔の57番目の大総裁
- 豹に関連する姿で現れる
- 豹はキリスト教では悪魔と紐づけられる
- 精神や姿、性別を自由自在に変えてくる
- 悪魔の辞典では「頭の王冠の支配は1日1時間」という弱点がある
次のページからはメギド72の「オセ」の紹介です。