今回お話しするのは
ソロモン72柱の悪魔
ボティス
に関するお話です。
ボティスとは?
ボティスは悪魔学における悪魔の1人。
呼び名には
- ボティス(Botis)
- オティス(Otis)
- オティウス(Otius)
などがある。
「ゴエティア」において60の軍団を率いる序列17番目の地獄の大総統で伯爵。
星座は「水星(水銀)」に位置し、星座は処女宮に位置している。
この水星に位置している他の悪魔には「マルバス」などが存在している。
ボティスはどんな姿?
ボティスは召喚された時、最初に醜い毒蛇の姿を取るといわれている。
その後、召喚者に命じられると「大きな2本(3本の時もある)の角と歯が生え、輝く鋭い剣を手にした人間」に変わる。
ボティスは地獄においては総裁の地位を持ち、なおかつ地獄の軍勢を指揮する立場の悪魔。
ボティスの持つ剣は「ハンティングソード」や「スモールソード」など、軍を率いる指揮官、上流社会に生きる人間などが用いる剣と同様のものではないかと。
この悪魔が「総裁」にして「伯爵」、命令を受ければ前線で兵士の指揮をする「総司令官」などの地位を考慮すれば、この辺りの剣が彼の持ち物と考えれる。
ボティスは何をしてくれるのか?
ボティスを召喚すると、召喚者に対して以下のことをもたらす。
- 過去と未来のあらゆる物事を語る
- 友と敵を和解させる
特に2番目の能力は「終戦調停」といった役割だが、あくまでも「一時停戦を結ばせる」だけ。
その一時的な平和であっても、前線の立て直しなど戦争で不利な状況でもひっくり返すことは可能。
また、そういった「調停を行える人」は傍から見れば悪魔と取引した人間にでも見えるのかもしれない・・・・。
まとめ: ボティスはこんな悪魔!!
今回はソロモン72柱の悪魔の1柱のボティスについて解説させていただきました。
一時的に停戦って役に立つのかと思いますが、戦争ではそういった時間があり得ないほど必要になってくると聞いたことがあります。
ボティスはうってつけの悪魔です。
というわけで今回のまとめ
- ボティスはソロモン72柱の悪魔の17番目の公爵
- 召喚した時は醜い毒蛇の姿で現れる
- 人間の姿は「大きな牙」と「3本の角」を持つ姿
- 戦争を一時的に止める力を持っている
次からはメギド72におけるボティスの紹介です。