今回お話しするのは
ソロモン72柱の悪魔
マルバス
に関するお話です。
マルバスとは?
マルバスは悪魔学における悪魔の1人。
呼び名には
- マルバス(Marbas)
- バルバス(Barbas)
- バルバソン(Barbason)
などがある。
「ボティス」と同じく中世ヨーロッパの魔術書では有名な悪魔。
「ゴエティア」においては36の軍団を率いる序列5番目の地獄の偉大なる大総統として扱われます。
星座は「水星(水銀)」に位置しており、星座は「金牛宮」。
この星座に位置している他の悪魔には「ブエル」などが存在しています。
マルバスはどんな姿で現れるのか?
マルバスはライオンの姿で現れ、召喚者が命じれば人間の姿を取ります。
このライオンはシンボルとして、「太陽」「野蛮」「力」を象徴します。
その意味でもライオンというのは、マルバスをあらわすのにもってこいの動物と思います。
他にもライオンの姿を取る悪魔には「ヴィネ」や「オリアス」などがいます。
「ヴィネ」や「オリアス」などは地位の前に「大いなる」といった単語が付くことから、「ライオン」が「力」を表す象徴として使われているのは想像できます。
マルバスは何をしてくれるのか?
マルバスは
- 工芸の知識
- いろいろな姿に変身する能力
- 機械技術などに長けた知識
- 人間を病気にする
- 人間の病気を治す
などを得意としており、召喚されます。
その中で機械技術というのは当時の環境で考えると、どういった機械を想定しているのかは不明。
産業革命が来るのは18世紀後半であり,マルバスが誕生したのはこれより前。
この機械は何を意味するのか・・・?
マルバスとシェイクスピア
そしてマルバスが登場する「レメゲトン」が作成された16世紀から17世紀。
イギリスでも活躍したシェイクスピアがマルバスの名前を変え、自分の作品に登場させているとのこと。
その時の名前は「バルバスン(Barbason)」で、ルシファーなどの部下として名前が挙がっています。
なんとなく分かりますが,こういった方向に詳しい人間(作家)は悪魔だろうが何だろうが自分の作品を面白くします。
なので恐れることなく悪魔の名前を平然と使うのは、当時からすると剛胆というかなんというか・・・・。
まとめ: マルバスはこんな悪魔
今回はソロモン72柱の悪魔マルバスについて紹介させていただきました。
参考にした本ではコンピュータウイルスも作ることも可能では?と書かれていましたが、どうなんでしょうか?
時代に併せて彼らも成長するんでしょうか?
という訳で今回のまとめ
- マルバスはソロモン72柱の序列5番目の悪魔
- 地獄の偉大なる大総統として君臨
- ライオンの姿で召喚され、人間になる
- 工芸の知識、機械技術の知識
- 人間を病気にしたり、治したりする
- シェイクスピアの作中に「バルバスン」という名前で登場
メギド72の「マルバス」
画像は公式サイトから引用
公式様のパラメーターを見ると以下のようになる。
項目 | |
---|---|
No. | 005 |
クラス | スナイパー |
覚醒ゲージ | 4 |
スタイル | カウンター |
HP | 587-7262 |
攻撃力 | 60-628 |
防御力 | 50-489 |
素早さ | 73-719 |
CV | 生田 善子 |
性別 | 女性 |
マルバスのスキル
特性 | 私すごーい☆
毎ターン終了時、覚醒ゲージが+1される |
---|---|
スキル | マジカルヒール
味方単体のHPを25%回復させる |
+スキル | マジカルヒール+
味方単体のHPを30%回復させる |
覚醒スキル | ミスティック
味方単体のHPを35%回復させ、覚醒ゲージを+2する |
+覚醒スキル | ミスティック+
味方単体のHPを40%回復させ、覚醒ゲージを+2する |
奥義 | クルーエルラブ
味方全体のHPを20%回復させ、2ターンの間、防御力を30%上昇させる【攻撃を2回受けるたびにスキルLv上昇】 |
+奥義 | クルーエルラブ+
味方全体のHPを25%回復させ、2ターンの間、防御力を40%上昇させる【攻撃を2回受けるたびにスキルLv上昇】 |