今回お話しするのは
ソロモン72柱の悪魔
グシオン
に関するお話です。
ソロモン72柱の悪魔のグシオンとは?
グシオンは悪魔学における悪魔の1人。
呼び名には
- グソイン(Gusoin,Gusoyn)
- グサイン(Gusayn)
- グシオン(Gusion)
があり、
「ゴエティア」においては40の軍団を率いる序列11番目の地獄の大侯爵。
この軍団の数は「悪魔の偽王国」では45となっているが大体この辺りの軍団数。
同じ大公爵では「アロケス」などが存在する。
グシオンはどんな姿で現れるのか?
この姿は実際には描かれていないが、紫(サフラン)のローブを着たがっしりとした男の姿で現れると言われている。
だがある問題点があり、グシオンの姿は実際には「ゼノフィルス」というものに似た姿となっている点です。
実際この「ゼノフィルス」はどういった意味なのかというのは確定していません。
大体2つあるのではないかと考えられており
- 異国人
- 犬の頭を持った人種「キノケファルス」の変化・誤訳となったもの
このキノケファルスは今は「ヒヨケザル(ムササビの一種)」の学名に使われています。
マレーヒヨケザルは「Cynocephalus variegatus」という学名で、まさにキノケファルスが入ってますね。
この見解から今はグシオンは「犬の頭、もしくは犬の頭に似た顔を持つ「ヒヒ」の顔を持つ人間」として描かれることが多いそうです。
グシオンは何をしてくれるのか?
悪魔の中では普通の「過去・現在・未来」の知識を持っており、召喚者の様々な質問に正確に答えてくれる力を持っている。
だがこれは他の悪魔でも持っている能力であり、グシオン特有の能力は他にある。
それが
- 他者との友好関係を取り持つ
- 壊れかけの人間関係を修復
- どんな人間にも名誉や威厳(地位)を与える
といった人間関係などに関する能力はとりわけ優れている。
人間関係に困っている人はとりあえずグシオンを呼べば解決することが可能です。
「鉄血のオルフェンズ」のグシオン
そして鉄血のオルフェンズに登場するガンダムのグシオン。
初期状態はずんぐりむっくりな姿をしており、敵側の機体だったが主人公が中身の敵パイロットを一刀両断し、そのまま味方が利用(コックピットとかはグロテスクなことになってると思うが、さすがに交換してたかな。)
その後は「グシオン リベイク」と名前と姿を変え、最終決戦でも大活躍。
悪魔らしい恐ろしい姿を見せて散っていった。
まとめ: グシオンはこんな悪魔!!
今回はソロモン72柱の悪魔の1柱のグシオンについて解説させていただきました。
姿ははっきりとしていませんが、2つの外見があるのも特徴の一つですね。
ムササビだったり犬だったり人間だったり・・・・不明な悪魔だったりします。
というわけで今回のまとめ
- グシオンはソロモン72柱の悪魔の11番目の公爵
- 紫のローブを着た筋肉質な人の姿
- 召喚した人間に知識を授ける
- 人間関係を修復、名誉や権威を授けることもする
- ガンダムにも登場した悪魔
次からはメギド72におけるグシオンの紹介です。